キャッシングとカードローンって違うの?
どちらも現金を借りる方法ではありますが、キャッシングと呼んだり、カードローンと呼んだりするなど、意味が曖昧な部分もあります。
そもそも両者にはどんな違いがあるのでしょうか?
≪本来の意味≫
キャッシングとカードローンの違いは、支払い方法が違う点にあります。
キャッシングは翌月一括払いで、カードローンはリボ払いです。
無担保で使途自由なのは共通ですね。
クレジットカードの場合キャッシングとカードローンのどちらの機能も付属している場合もありますが、分割して支払いたければカードローンの利用が便利です。
また、ローンには大口融資という意味合いがあり、それに対して小口融資という意味合いもありますが、利用限度額には大差が無くなってきており、小口融資でもカードローンと呼ぶことが多いです。
≪意味が曖昧になっている≫
キャッシングが翌月一括払いだと聞いて、違和感を覚えた人もいるのではないでしょうか?
確かにインターネット広告などでみる消費者金融のフリーキャッシングなどで翌月一括払いにしていることはなく、支払い方法はリボ払いが基本です。
キャッシングとカードローンの使い分けは、金融機関によっても曖昧です。
両方の機能を併せ持つクレジットカードだけは明確に意味が分かれています。
本来は別のものではありますが、実際には中身が全く変わらないことも多いですよ。
キャッシングは明らかに借金というイメージが強いために、カードローンという名称を好んで付けることもあります。
≪金利を見て選ぼう≫
キャッシングでもカードローンでも、現金を借りるのには変わりありません。
名称で選ぶのではなく、契約内容を良くみてから選びましょう。
審査の時につまずかない様に、申込み条件や支払い方法についても必ずチェックをします。
特に金利が高いとそれだけ支払わなくてはならない利息が増えてしまうので、できるだけ低い年率を設定しているキャッシング・カードローンを選んで申込んだほうがお得ですよ。