繰り上げ返済のススメ

カードローンはネット申込みにより、かなり身近なものになりました。
そのため利用する人も増えたのではないでしょうか？
冠婚葬祭が重なった月など、出費が多い月にはとても便利なカードローンですが、あまり安易に借りてしまうと、いつまでも支払いが終わらなくなってしまいます。
少しでも早く返すには、繰り上げ返済も積極的に使いましょう。

≪約定返済と随時返済≫

カードローンを契約するときには、毎月いくらずつ支払うのか、何日に支払うのかを決めます。
その毎月の決まった返済のことを、約定返済といいます。
まずはこの約定返済は、絶対に守らなくてはいけません。

しかし、カードローンを少しでも早く払い終えたいなら、随時返済をする必要があります。
カードローン会社は随時返済を受け付けていますので、振込やATMなどを使って可能な限り返済するようにしましょう。
臨時収入があったときなど随時返済をするようにすると、約定返済のときよりも早く元金が減ります。
元金が減れば利息も減りますし、随時返済の額や回数によっては、大幅に返済期間を短縮することも可能で、繰り上げ返済に繋がりますよ。

≪一部繰り上げと全額繰り上げ≫

繰り上げ返済は、一部繰り上げと全額繰り上げがあります。
一部繰り上げとは、随時小口を返済していくように債務の一部を支払うことです。
一部しか払っていないので、債務は残ったままです。
それに対して全額繰り上げは、残った債務を一括で支払うことです。
返済期間や利息を大幅に押さえたいなら、全額繰り上げを思い切ってするのが効果的です。

しかし、あまり返済期間を短縮することばかりに集中してしまい、その後の必要なお金のことまで考えないのは危険です。
繰り上げ返済に多くお金を回し過ぎると、後々苦しくなって結局新しいカードローンの申込みをしてしまう羽目になります。
そんなことにならないように、繰り上げ返済どのくらいなら無理が無いのか、計画的に行うのが大切ですよ。