上手なカードローンの返済法
カードローンを上手に利用するには、まず返済のことを考えなくてはいけません。
具体的にどのような点に注意して返済していけばいいのか、見ていきましょう。
≪借りる前にシミュレーション≫
カードローンでお金を借りる前には、返済計画を立てて実際に無理が無いかシミュレーションをすることが大事です。
シミュレーションもせず、「月3万ずつぐらいなら簡単に返せるだろう」と安易に考え利用してしまっては、実際返済していくうちに厳しくなることもあります。
まずは自分の収入で無理なく返済していくにはどのくらいずつの額になるのか、返済するまでどのくらい掛かるのかを計算してみましょう。
シミュレーションは金融機関のウェブサイトで無料のツールを公開しているので、計算が苦手な人はそのようなツールを利用するといいでしょう。
≪約定返済は必ず守ること≫
約定返済とは、毎月決まった日に返済していくことを指します。
金融機関で決められた日付から選ぶ場合もありますが、契約時に利用者が任意で設定することもできます。
口座引き落としの場合は引き落とし日の前日まで必ず入金する必要があります。
ATMや振込の場合は、返済期日を過ぎないようにしましょう。
ですから返済期日は給料日より数日間猶予を持たせて設定するのがいいですよ。
もし支払いに延滞してしまうと延滞利息という余計なお金が掛かってしまいますし、信用も無くなってしまいます。
延滞する回数が多いと借入がストップしたり、新規の借入ができなくなったりする恐れもあります。
≪繰り上げ返済を積極的に使おう≫
カードローンは利用している期間が長ければ長いほど利息が大きくなってしまいます。
約定返済で2年半かけて返済する計画を立てていたとしても、もし予算に余裕のある月があれば余分に返済をして、返済完了を早める方法もあります。
これが繰り上げ返済です。
繰り上げ返済をこまめにすればそれだけ元金が早く減るので、結果的に支払う利息も少なくなりますよ。
それに早く返済が終われば、それだけ精神的負担も減ります。