カードローンの上手な借り換え方法

複数のカードローンを利用していると、支払い日もバラバラで支払い額も大きく管理が大変ですよね。
そこで便利なのが、カードローンの上手な借り換えです。
借り換えを上手に行えば、毎月の返済額を減らしたり借入先の数を減らしたりすることができます。
上手なカードローンの借り換え方法について、まとめてみました。

≪金利の低いカードローンに借り換え≫

カードローンの上限金利は法で20％と決まっていますが、ギリギリの金利よりも低い方が良いに決まっていますよね。
ですから金利の低いカードローンに借り換えるという方法もあります。

特に狙い目なのが銀行のカードローンで、金利を低く設定していることが多いです。
さらに限度額が高ければ、数社ある借入をひとつにまとめることだってできます。
低金利のカードローンで借入をまとめると、管理が楽になり支払額も減るというメリットがあります。

≪借り換えの注意点≫

借り換えをするときに注意して欲しいのが、総量規制です。
既に年収の3分の1の借入がある場合、新たにカードローンを申込んで借り換えすることができません。
ただし、借り換えが目的のローンに申込む場合は別です。
借り換えローンなら総量規制に引っ掛かってしても申し込めますが、返済のみの契約で追加融資できないことを頭に入れておきましょう。

また、低金利のカードローンに借り換えたらお得だと思いがちですが、実はそうじゃない場合もあります。
月々の返済額を減らして返済期間を延ばしてしまうと、借り換え前より支払い額が増えてしまうことだってあり得ます。
これでは何のために借り換えたのかが分かりませんよね。

軽い気持ちで借り換えをして計画をろくに立てずにいると、借金は減らすどころか増えてしまう可能性だってあります。
おまとめをするつもりだったのに残債が残ってしまって、借入先が増えることもあります。
借り換えをするなら必ずシミュレーションをして、今の状態より支払い額が減るような返済計画を立てなければなりません。